2024年08月のブログ記事一覧Blog
第4回多々良大輔先生胸郭セミナー
2024.08.23
こんにちは。理学療法士の松本です。まだまだ暑い毎日ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先週の8月17日土曜日は、switch physio代表の多々良大輔先生による院内勉強会が行われました。
今回は多々良大輔先生にお願いをして、「胸郭」をテーマにした勉強会でした。胸郭とは、背中の胸椎や肋骨などを含めたものの事です。胸郭の正常な動きが阻害されることが首の動かしづらさや腰痛と関連している事を学びました。
左右の鎖骨や肋骨の動きをお互いに確認して、動きを良くする事で首や腰の動きが良くなる事を体感しました。首や腰の動きが悪いことが首や腰だけに原因がある訳ではないので、全身から動作を見て痛みを評価する事が大切です。
ご多忙にもかかわらず、今まで4回になる院内勉強会を開催してくださり、多々良大輔先生、本当にありがとうございました。今回学んだ事を活かし、当院へ来院していただいている多くの患者様の痛みを解決できるようにスタッフ一同、これからも全力で頑張っていきます。これからもよろしくお願い致します。
第31回下関地区地域合同勉強会
2024.08.11
こんにちは。暦の上では秋になりましたが、まだまだ暑さが厳しいですね。夏バテにはなっていませんか?松本は夏バテになりました。
さて、今回8月9日金曜日、第31回目となる下関地区地域合同勉強会が当院にて開催されました。
今回のテーマは『肩関節の評価と治療 肩甲上神経と肩甲下神経』で、担当は当院の椿PTと伊藤内科医院の津守PTでした。
今回の勉強会では、肩関節周囲組織の触診や、肩の動きの制限となっている筋や末梢神経に対するアプローチが中心でした。手を上にあげたり、背中に手が回らなかったりといった症状で悩みを抱えておられる患者様は非常に多いと思います。今回はそのような症状に対しての理学療法をしっかりと学びました。
今回写真は撮り損ねてしまいましたが、勉強会の中では骨模型を見てイメージをしたり、エコーを使用して筋肉や神経の状態を可視化しながら理学療法を学びました。実際にペアになって練習している中で、肩関節の可動域や、肩に力が入りやすくなったりと感じた方も多くいました。
次回は、9月20日金曜日に「股関節の触診とエコー」をテーマに当院にて勉強会を開催致します。まだまだ参加者募集中です。初めての参加も大歓迎です。参加希望の方は『tsutsuiseikei0101@gmail.com』までご連絡下さい。スタッフ一同、お待ちしております。
1年ぶりの福岡セミナー
2024.08.07
こんにちは、理学療法士の岡崎です!
8月に入り、猛暑が続く中皆様体調はいかがでしょうか?暑い中での仕事や生活は一段と疲労が溜まりやすいので、水分補給と休養をしっかりと取りましょう!
さて、先日8月3日、4日と2日間で福岡で開催されたセミナーに参加してきました。昨年度も同セミナーに参加し、一年ぶりの福岡でのセミナーでした!テーマは「肘関節・足関節に対する機能解剖学的運動療法」で講師は林典雄先生でした。1日目は肘関節、2日目は足関節に対しての機能解剖学とその場で痛みや可動域が改善する治療を学ぶことが出来ました。治療に至るまでの病態や機能解剖、動態、評価が明確で、治療の流れや順序まで「なるほど!」と実感・体験できる内容ばかりでした。
「何が痛いのか」「どこがどう動いたら痛いのか」「そこには何があるのか」など機能解剖学を追求していく大切さを再認識できた2日間でした。
肘関節に関しては、日常生活やスポーツなどで肘の外側の痛みを訴える患者様は多くいらっしゃるのではないでしょうか?一般的には上腕骨外側上顆炎(テニス肘)と言われ、その中でも様々な病態があります。筋肉や靭帯、関節、神経など問題となる組織や病態が多数あり、機能解剖と合わせて、整理することできました。
足関節に関しては、歩くことや体重がかかる場面で最初に地面と接する関節のため「痛くて足がつけない、強く体重をかけれない」と言った症状は多く見受けられます。また足関節が硬くてしゃがみ込みや階段後段などが困難なケースは多いです。そう言った足関節の痛みや可動域に対し、その場で改善するスキルを学ぶことが出来ました。
今回学んだ内容を踏まえて触診とエコーを復習し、根拠を持って治療に取り組めるように精進して行きたいと思います!
第30回地域勉強会
2024.08.06
こんにちは。理学療法士の重中です。オリンピックが盛り上がっていますね!私は時差のため、なかなかリアルタイムでは見ることができていません。
さて先日、8月2日に第30回地域合同勉強会が当院で開催されました。今回のテーマは「肩甲胸郭関節の評価と治療」で講師は当院の椿PTと伊藤内科医院の津守PTでした。今回の主題は肩関節の動きの中でも肩甲骨や胸郭から構成されている内容でした。
肩関節というと上腕骨(腕の骨)の動きが主に取り上げられることが多いです。しかし、肩甲骨と胸郭で構成されている肩甲胸郭関節も肩の動きを良くする過程で重要となることの多い場所です。実際に肩甲胸郭関節の動きが悪くなっている患者様は多く、よく治療対象にもなります。
今回は肩甲骨や鎖骨の触診から丁寧に実施し、基礎を再確認することができました。また、エコーを使用し周辺の神経や筋肉を確認しながら進めることで日頃、触れている場所が合っているか復習となりました。改めて肩関節の治療の難しさを実感しましたが、この日々の練習を重ねより良い治療を提供できるように頑張ります!
講師の椿PT、津守PTありがとうございました!今回は下関リハビリテーション病院から初参加の先生含め、いつも参加していただいている先生方もありがとうございました!
次回は、8月9日金曜日に「肩関節の評価と治療」をテーマに当院にて勉強会を開催致します。まだまだ参加者募集中ですので、参加希望の先生はお気軽に【tsutsuiseikei0101@gmail.com】までご連絡下さい!スタッフ一同お待ちしております!!
股関節セミナーin岐阜!!
2024.08.02
こんにちは!理学療法士の徳田です!梅雨が明けて本格的に夏が本気をだしてきたこの頃ですが、こまめに水分補給をして、熱中症に気をつけましょう!
先日、7月28日に岐阜県にある運動器機能解剖学研究所でのセミナーに当院理学療法士の久原と参加してきました。初めて岐阜に行きましたが、緊張していたため街の景色や雰囲気はあまり覚えていません。笑
今回のセミナーのテーマは「股関節の痛みに対する治療」で、講師は林典雄先生でした。股関節は歩いたり、座ったり、腰をかがめたり、体をひねったりする上で非常に重要で、生活のあらゆる動作に関係している関節です。不良姿勢や運動不足が続くと股関節周囲の筋は硬くなりやすくなります。そうなると脚が重だるくなったり、可動域が制限され股関節を曲げた際の鼠蹊部の痛みにつながってきます。今回のセミナーでは脚の重だるさに関係する神経や可動域を阻害する原因になりやすい筋の柔軟性を向上させる技術を学びました。受講生同士の練習では効果の実感すごく笑ってしまいました。股関節治療では、ただ硬い筋肉をほぐすだけでなく股関節に関わる筋の収縮を用いた運動の重要性を再認識することができました。
今回、初めて林先生のセミナーに参加させていただきましたが、解剖学・運動学に基づいた内容を解りやすく丁寧に教えてくださり、ボリューム満点で充実した時間を過ごすことができました。
今回学んだ内容を存分に活かし、痛みで悩まれている患者様に貢献できるよう精進してまいります。
これからも宜しくお願い致します!!