2024年10月のブログ記事一覧Blog
肘関節セミナーin名古屋
2024.10.29
こんにちは。理学療法士の松本です。
この度、10月27日(日曜日)に当院の理学療法士3名で名古屋の「さいとう整形外科リウマチ科」をお借りして小野志操先生の『肘関節疾患に対する解剖学に基づいた治療技術』を学んできました。
今回の勉強会では、外傷後の肘関節の可動域制限や、肘関節周囲の末梢神経による疼痛、さらにはテニス肘や野球肘に関する病態理解と理学療法が主なテーマでした。事前に参加するスタッフ3名で、毎朝早朝や業務後に筋肉や骨の触診練習を行ってきたため、勉強会ではより深い内容まで知識や技術を得ることができ、また深い内容の質問もすることができ、大変充実した時間を過ごしました。
特に、当院に来院されている患者様の中には、テニス肘や野球肘など肘の内側や外側の痛みに悩まれている方が多いと感じています。今回の勉強会の内容をしっかりと復習し、スタッフ間で共有することで、より良いリハビリテーションを提供できるよう努めてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

第51回日本股関節学会に出席してまいりました
2024.10.29
肌寒さが増してまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。こんにちは、理学療法士の松本です。

この度、10月25日から26日にかけて岡山県で開催された第51回日本股関節学会学術集会に出席してまいりました。今回は、主に大腿骨寛骨臼インピンジメント症候群(FAIS)に関する最新の情報を学ぶために参加いたしました。この症状は、股関節を曲げたりしゃがみ込む動作の際に鼠径部周囲に痛みを引き起こすものです。
学会では、最新の治療法や理学療法についての講演があり、特に仙腸関節性疼痛(腰痛)との関連性についても学ぶことができました。特に印象に残ったのは、佐賀大学の藤井政徳先生や産業医科大学若松病院の村田洋一先生によるFAI教育研修講演です。幅広い知見を得ることができ、非常に有意義な時間を過ごしました。
また、学会に参加した多くの理学療法士の皆様が、股関節疼痛に真剣に向き合う姿勢を見て、私自身のモチベーションも一層高まりました。今回得た知識を活かし、今後もより質の高いリハビリテーションを提供できるよう、引き続き精進してまいります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
第35回下関地区合同勉強会
2024.10.22
こんにちわ!理学療法士の岡崎です!
気温が少しずつ下がり、秋らしい季節になってきました!
さて、先日第35回下関地区合同勉強会が当院で行われました。今回のテーマは「肘関節に対する評価と治療」で講師は当院PT椿でした。尺骨神経障害について講義と実技を中心に学ぶことが出来ました。



成田崇矢先生 腰痛セミナーに参加
2024.10.20
皆様こんにちは。写真の時に笑顔になれないのが最近悩みで鏡で笑顔の練習をしています、理学療法士の久原です(^^)
この度、10月20日(日曜日)に当院のPT5名が、福岡県福岡市の令和健康科学大学で開催された「第110回 腰痛運動療法セミナー実技2(主に腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎分離症)」に参加しました!
講師は腰痛理学療法のダルビッシュこと成田崇矢先生でした。
今回は題名にもある通り腰部疾患では多い、腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症の評価・治療をテーマに講義・実技が行われました。
腰部痛・下肢に痺れがある患者様の多くに診断されているヘルニア・狭窄症ですが、一体どの場所に神経を圧迫・滑走の障害が起きているのか、そして別の問題(筋筋膜・仙腸関節の由来の疼痛etc...)があるのではないか、そのために必要な解剖学や評価方法を学びました。
僕個人的には椎間孔の拡大する操作が難しく、中々苦労しました(´Д`)
また、講義の質問も盛んに行われており、アドバンスコースでしか教えないような内容もありとても充実した勉強会になりました。
最後に、腰部痛も含めてですが理学療法の鉄則としてまず痛みがある組織の特定ではなく、メカニカルストレス(日常生活の動作・姿勢による負荷)がなんなのかを特定することと、患者様がどの病期に属しているか考えることが大事だと成田先生は仰っていました。
そういったことが考えられるようになると必要な評価・理学療法が提供出来、自信を持って患者様に説明し治療が挑めます。
そういった貴重な学びをさせて頂いた、講師の成田先生を含めアシスタントのスタッフ一同、開催場所を提供して頂いた令和健康科学大学に感謝を致します。
今回学んだ内容を院内スタッフに共有し患者様のお悩みを改善できますよう精進します。

第34回下関地区合同勉強会
2024.10.08
こんにちは!理学療法士の伊藤(杏)です。
先日、第34回目の地域合同勉強会が開催されました。今回は「肘関節・前腕に対する触診とエコー」というテーマで講師は当院の松本PTでした。
肘関節といえば外側上顆炎、いわゆるテニス肘がよく思い浮かぶと思います。再発が多いといわれている疾患ですが、肘関節に付着する筋の硬さが関節の動きを邪魔してしまい、疼痛を引き起こしている場合があります。そんな肘関節の動きをしっかり引き出すため、まず治療に必要な筋や骨をトレースしましたが‥肘関節は複雑でなかなか大変でした!(笑)ですがエコーを活用しながらみんなで教え合いながら頑張りました!

次回は10月18日金曜日に「肘関節・前腕に対する評価と治療」をテーマに当院にて勉強会を開催予定です。初めての方も参加者募集中です。参加ご希望の方は『tsutsuiseikei0101@gmail.com』までご連絡下さい。スタッフ一同、心よりお待ちしております。