多々良大輔先生 腰痛セミナー開催!
2024.01.28
こんにちは、理学療法士の椿です!
先週は下関も雪が降り風も強かったので本当に寒かったですね。平日だったこともあり皆様は通勤、通学等大丈夫だったでしょうか。
さて、当院では1月27日にSwitch Physio 代表の多々良大輔先生をお招きしセミナーを開催しました。多々良先生には3回シリーズでのセミナーをお願いしており、今回が第2回目でテーマは『腰痛を診る~屈曲時腰痛~』でした。
屈曲(腰を曲げる)動作は床の物を拾ったり、靴下や靴を履くなど日常生活でも繰り返される動作だと思います。その動作の中でも、曲げる時に腰に痛みが出る場合や曲げたところから戻る時に痛みが出る場合などその人によって腰痛の出方は様々です。
講義の中で、その腰痛の出るタイミングで何が問題となっているのか、何が原因なのかをわかりやすく教えていただきました。また、実技では実際に腰を曲げる動作をペアになって診ていき、どこが痛いのかだけでなく、腰椎、骨盤、股関節の動きやすさや左右差、動くタイミングなどを評価していきました。改めて、この触診による評価と前回、今回と講義で学んできた知識を統合させながら推論していくことが腰痛治療には必ず必要であると感じました。
さらに、セミナーの最後には1単位(20分)の治療時間の使い方について多々良先生のお考えを知ることができました。私たち理学療法士は、20分という短い治療時間でも来院していただいている患者様に可能な限り治療の効果とご自宅でのエクササイズなどをお伝えします。そのためにも、私たちは知識や触診スキルを身につけることはもちろんですが、さらに、患者様との目標の共有や患者様自身にどう腰痛を管理していただくかを明確にお伝えすることも私たち理学療法士がやるべきことであると痛感いたしました。
次回、第3回目は2月を予定しております。今回の内容をしっかりと復習し、腰痛に悩んでおられる患者様のために少しでもお力になれるよう精進してまいります。
最後になりますが、今回セミナーに参加してくださった受講生の方々、丁寧にわかりやすくご教授いただいた多々良先生、本当にありがとうございました!