頚部のセミナーに参加!!
2024.09.29
皆さんこんにちは!昨夜キャッチに初めて声をかけられ、困惑ながらも初めての経験に嬉しくなった理学療法士の野間です。
この度、9月29日(日曜日)に神奈川県横浜市の桐蔭横浜大学で開催された「腰痛運動療法セミナーアドバンスコース 頚椎編」に参加してきました!講師は、腰痛理学療法の第一線でご活躍されている成田崇矢先生でした。
今回は、題名にもある通り頚部痛に関する内容でした。頚椎と腰椎は同じ背骨の一種であり、腰痛が得意な成田先生は頚部痛の治療も得意としています。
頚部と言えば交通事故後などの外傷が影響するものや、デスクワークで姿勢が悪い状態が続くことなどでの慢性的な頚部痛、肩甲骨周りや腕、前腕の痺れや痛みが気になるといった方も多いと思います。そんな悩める頚部痛(頚部由来の神経痛)ですが、頚椎の構造を理解し、どのようなストレスが加わることで痛みが生じているかがわかれば気をつけるべき姿勢や動作がわかります。また、評価や治療としてもどのように変化があればその部位に問題がありそうかがより明確になりました。
背骨は頚椎→胸椎→腰椎→仙骨→尾骨の順番で区分されており、頚椎と胸椎は密接に関係しています。例として、猫背の場合を想像してみると胸椎の部分が主に丸くなりすぎてしまい、構造的に頚椎に余計な負担をかけすぎてしまう場合が多く見受けられます。そのため、頚椎周りの運動だけでなく、胸椎部分も含めたストレッチも必要です。
今回学んだ内容を院内スタッフに共有し、頚部周りの痛みでお悩みの患者様を改善できるよう精進していきます!