院長ブログ

第51回日本股関節学会に出席してまいりました

2024.10.29

肌寒さが増してまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。こんにちは、理学療法士の松本です。

この度、10月25日から26日にかけて岡山県で開催された第51回日本股関節学会学術集会に出席してまいりました。今回は、主に大腿骨寛骨臼インピンジメント症候群(FAIS)に関する最新の情報を学ぶために参加いたしました。この症状は、股関節を曲げたりしゃがみ込む動作の際に鼠径部周囲に痛みを引き起こすものです。

学会では、最新の治療法や理学療法についての講演があり、特に仙腸関節性疼痛(腰痛)との関連性についても学ぶことができました。特に印象に残ったのは、佐賀大学の藤井政徳先生や産業医科大学若松病院の村田洋一先生によるFAI教育研修講演です。幅広い知見を得ることができ、非常に有意義な時間を過ごしました。

また、学会に参加した多くの理学療法士の皆様が、股関節疼痛に真剣に向き合う姿勢を見て、私自身のモチベーションも一層高まりました。今回得た知識を活かし、今後もより質の高いリハビリテーションを提供できるよう、引き続き精進してまいります。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。