手関節疾患に対する理学療法in京都
2024.05.23
こんにちは。理学療法士の松本です。最近また一段と暖かくなってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度5月19日日曜日、なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニックで小野志操先生の「解剖学に基づく手関節疾患に対する理学療法」を当院理学療法士の重中と参加してきました。主に、橈骨遠位端骨折という手首の骨折後のリハビリテーションの進め方の注意点や、手関節の可動域を向上させる為の技術を教えていただきました。手関節は、日常生活において特に使用する機会が多い為、骨折の後に固まってしまうとかなり生活が不自由になります。骨折の後はギプス固定や、場合によっては手術となりますが、骨がしっかりと安定するまでは必ず固定しなければなりません。その後は必ず関節が固くなりますが、今回の講習では安全な方法で、固定期間中からも行える予防的運動、そして確実に可動域を広げていく技術を自分自身経験しました。当院にも、転倒などで手首の骨折をされて来院される方が多くおられます。少しでも多くの患者様に安全で、効果のあるリハビリをご提供できるように、学んだ内容を院内で共有し、引き続きスタッフ全員の知識技術を高めていきます。
また、5月20日月曜日は小野志操先生の下で主に肩関節や股関節の術後患者さま、膝関節や肘関節に痛みのある患者さまのリハビリ見学をさせていただきました。問診から評価、治療の一連の流れ、そして患者さまとのコミュニケーションの取り方や、病態の理解、手術に関する知識など、たくさんの事を学びました。自分自身に足りていない事が何なのか、改めて気付く事も出来て、非常に良い機会となりました。
一方その頃、重中は京都見物していました。